新米パパの日記

2018年に第1子が産まれました。この子との毎日をひたすら綴っていきます。また、アフタースクールや学習塾に勤めていた経験から、子供の学習に関することも時々記事にしています。

幼児とパパ・ママが一緒に遊べるおすすめボードゲーム3選

今回は、私のアフタースクール勤務時代の経験を踏まえ、「幼児とパパ・ママが一緒に遊べるおすすめボードゲーム」を紹介していきます。
特に普段子供と何の遊びをしたらいいかわからないパパにお勧め。

子どもをパパっこにする一番のコツは、一緒に遊び、共に過ごす時間を増やすことです。
ボードゲームであれば、普段お仕事で忙しいパパも、お家でゆったりと遊べます。

また、最近、大学試験の形が変わることになりました。
そこで問われる3つの力「判断力・思考力・表現力」は、すべてボードゲームでも伸ばすことができます
ボードゲームだけやってれば勉強ができるようになるわけではないです。

パパとの関わりもできて、必要な力も伸ばすことができるボードゲーム
素敵だと思いませんか?

今回は
・幼児(3歳程度~6歳)
・最低3人でも遊べる
という点をみて、それらをクリアしているボードゲームを紹介していきます。

子どもとなかなか接点がないパパ、どう遊んでいいかわからないパパはぜひやってみてください。
子どもと一緒に盛り上がれること間違いなしです。

キャプテン・リノ

☆☆☆ルール☆☆☆

①屋根カードを1人5枚配っておく

②自分の番に、壁を作って手札の屋根カードを乗せる。
ただし、以下のルールがある
・カードに書かれている置き方で壁を置く
・リノカードが出された場合、次の番の人はリノコマを置く
・その他カード効果があるものもあるので、その際は指示に従う

③誰かが建物を崩すか、誰かが手札を使いきったら終了。手札の少ない人の勝ち。


たったこれだけです。
非常に簡単。

しかし、実際にやってみるとこれが案外難しい。
上に上がれば上がるほど屋根を置くのも難しくなってくるし、何よりリノを移動するのが本当に難しい。
しかも、壁は紙なので、ちょっとの刺激すら命とり。
集中力、観察力、判断力を使うゲームです。
ドキドキはらはらしながら楽しめます。
ボードゲームと言いながら、ジェンガのような感じのドキドキ感もあり、でもボードゲーム要素も入っている。
そんな一作です。

ちなみに、サイズは2種類。
余裕があれば巨大版の方が、盛り上がるのでお勧めです。

通常版

巨大版



ナンジャモンジャ

☆☆☆ルール☆☆☆

①カードを山にしておく。

②上から1枚ずつ、代わりばんこに引いていく

③引いたカードに書かれているイラスト(ナンジャモンジャ)が、新しいものだったら、引いた人が名前を付けてあげる。もしすでに名前を付けてあるものだったら、誰でもいいので素早くその名前を言う。一番早く名前を癒えた人がそのカード(と重ねられた札)をとる

④最終的に、たくさんのカードを獲得した人の勝ち。


これも、非常に簡単。
こちらは、想像力や発想力、記憶力を使い、楽しむゲームですね。
実際、アフタースクール勤務時代にこれを3歳児と小学生と一緒にやっていましたが、かなり盛り上がって遊ぶことが出来ました。
それと、このゲームでは、変な名前を付けても文句は言わないのが鉄則。
子どもって、自由な発想で名前を付けるんですよね。
それがとっても面白く、かわいかったです。

ちなみに種類は2種類。
色によってナンジャモンジャのイラストが異なります。
ゲーム自体はどちらを購入しても変わりません。






はじめてのアルゴ

☆☆☆ルール☆☆☆

①駒を伏せておく。

②伏せられた駒から好きな4枚をとって、相手に数が見えないようにしておく

③相手の駒をすべて当てたら勝ち。


ルール説明は少し省略してしまいました。
こちらは学習塾でもよく取り入れられている「アルゴ」の簡単なものとなります。

アルゴは限られた情報から相手の札を予想し、当てていくゲーム。
いわば推理ゲームですね。
並べ方にはルールがありますので、思考力や推理力を使いながら遊ぶゲームとなります。
これは最初の内は大人と子供の差が出やすいゲームではありますが、慣れてくると子供のほうがしっかりと考えられたりもします。






番外編:クアルト(2人用)

☆☆☆ルール☆☆☆

①お互い駒を一つずつ置いていく。

②縦横斜めのどれか一列に、同じ特徴の駒を置けたら勝ち


これは2人用のボードゲームです。
五目並べにに似ているゲームですね。
しかし、それよりも難しいものになります。

このゲームの特徴は、それぞれの駒に共通点がたくさんある事。
・色(茶色、白)
・形(丸、四角)
・高さ(高い、低い)
・穴の有無(穴有、穴無)

普通の五目並べですと、自分のこまを5つ並べれば勝ちですが、このゲームは違う。
自分、相手問わず、上記共通点を並べた列を先に完成させたほうの勝ち。
しかも、自分が手番に置くコマは相手が決めるという、かなり頭を使うゲーム。
特に状況判断力、俯瞰力を使っていくゲームですね。

とはいえ、ルールはそんなに難しくないので、ぜひやってみてくださいね。






最後に大前提幼児と一緒に遊ぶうえで

最後に幼児(幼稚園児、保育園児)と遊ぶ上で大切なことをいくつかお伝えいたします。


①まずは興味を持ってもらう。

大人でもそうでしょうが、興味を持たないことには積極的になれません。
子どもはなおさらです。
なので、最初はパパとママだけで遊び、子どもに自然と興味を持ってもらうように誘導する、などが大切です。

間違っても、子どもと関わりたいからと無理やりやらせないように。
子どもが興味を示すまでは、じっと耐えて待ちましょう。


②ルールにこだわりすぎない

ボードゲーム、カードゲームはしっかりとしたルールがあります。
それを遵守することで、楽しくゲームができる…は大人の考え方。
子どもにとって、楽しくできればある程度はいいのです。
それを大人が「それはこうだから、よくない」だとか「それは間違いだから、やり直し」だとか言ってしまうと、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。
ましてや幼児であれば、ルールの理解にもエネルギーをたくさん費やしているのです。

一度優しくルールを教えてあげ、それでも間違ってしまった部分はあまり気にせずにプレイしましょう。


③無理はしない、うまくできなくても怒らない。

これはボードゲームです。
ボードゲームは他者と楽しくプレイするものです。
それを上手くできないからと言って、怒ってしまい、楽しい雰囲気をつぶしてしまっては台無しです。

もしどうしても難しければ、数か月時間を空けて再度チャレンジしてみればいいのです。
無理をして「パパと一緒に遊ぶのは嫌!」とならないように気を付けましょう。


④大人の八百長はある程度必要。

大人でも負ければ悔しいもの。
子どもであればその気持ちはなおさらです。
しかし、大人と子供では、全く同じ条件で勝負するというのは難しいです。
その為、時には手を抜いて、子どもに勝たせてあげる等の配慮も大切。

こどもが楽しかったといえるような遊び方をしましょう。


パパママが楽しむ

ぶっちゃけ、これが一番大切です。
親が楽しんでいるものは、子供も好きになり、楽しめるものです。
そして、それが子供との交流になればそれ以上言うことなし。

ぜひパパママも楽しみながら、一緒に遊んでくださいね。