立ち合い出産をして感じること①
我が子との初対面。
それは病院でした。
実は私は立ち合い出産をしたため、産まれてすぐに我が子と会うことができたのです。
今回はその時のことを書いていきます。
妊娠発覚~転職するまで
妊娠が発覚した当時、私は自分の年収の低さに悩んでおりました。
このまま給与アップが望めない、仕事もそれなりに忙しいこの仕事に就き続けていて本当にいいのか…
そんな悩みを抱えている中で妊娠発覚。
いよいよ自分がパパになることになりました。
今までは自分のためだけに働いて金を稼いできました。
自分の分だけ稼げばよかったので、最悪給料が低くても問題ない。
そんな思いでいました。
けれど…子供が産まれる。
パパになる。
これではいけないと思い、転職を決意しました。
幸いにも次の仕事は即決定。
しかも、面接をして下さった方が、親身になって話を聞いてくれ、「入社した後、子供が産まれる日は休んで立ち会ってあげてくださいね。」とまで。
この方のおかげで立ち合い出産をすることが決まりました。
新仕事開始~出産当日
そんなこんなで新しい仕事を始めてようやく慣れてきたころ。
夜中寝ていると妻に起こされました。
急いで病院に連絡し、病院でその時を待つことに。
この時、苦しい思いをしている妻に対して、私ができることはほとんど無く。
ただただ背中をさすって時が来るのを待っていました。
その後分娩室へ行き、ようやくその時が。
大きな鳴き声とともに我が子が誕生したのです。
今でも我が子が産まれた瞬間はしっかりと覚えています。
たくさんの大人たちの「お母さん、がんばれ」の声の中から、いきなり元気な鳴き声。
「産まれましたよ」という声と、妻のうれし泣き。
周りのお医者さんや看護師さんたちの拍手。
本当に感動的でした。
産まれてきた我が子はとても小さく。でも、声は大きく。
なにより、つい数分前まではこの空間にいなかったのに、今ではここにいる。
そんな当たり前のことが、とてもうれしく、感動的に感じられたのです。
立ち合い出産を経験して
立ち合い出産を経験して思うこと。
世の中のパパは、みんなこの経験をしたほうがいい!ということです。
私はこの日立ち合い出産をすることで、とても大きな、素敵な感動と喜びを得ることができました。
また、出産の大変さや妻への感謝も改めて感じることができたと思っています。
そして何より、自分がパパになったという大きな自覚が芽生えたのではないかと考えています。
ちなみに、仕事ですが、実は入社してすぐに面接していただいた上司の方が辞められたため、上記のお話はなかったことに。
しかし、私は半ば無理やり休み、結果的にかなり色々言われました。
そして、我が子が産まれて約2か月後。
私は違う仕事についていました(笑)。
しかし、私は最高の選択をしたと思っています。
子供の誕生に立ち会える。
人生に何度もない、そんな経験をすることができたのですから…